
復縁に対して「やめときなさい!」と言う人は多くいます。一度ダメになった関係だと思うと、自分でも自信を持ちづらいですよね。
わたしも別れた直後は、「彼のことが好きなのか?」それとも「ただの執着なのか?」が分からず、復縁することが正しいのか迷っていました。ネットでも復縁についてたくさん検索したけれど、必ず「復縁はおすすめしません」と書かれていましたし。
確かに、復縁したものの、すぐにダメになってしまうパターンが多いからこそ、そういったことが書かれているのは仕方のないこと。それでも、わたしはやっぱり自分の目で確かめてみないと気が済まなかったんですよね。
今回は、同じ彼と4回復縁して分かった、わたしなりの復縁のコツとメリットをご紹介したいと思います!「復縁を目指しているときに、自分だったらこんな情報が欲しいな」という視点から書いてみました。
1.わたしと彼の詳細(交際期間・別れた状況など)
「自分のような状況でも復縁できるのか?」は気になるところですよね。同時に、復縁できた2人の関係性を参考にしたいと思う方も多いと思います。そこでまず初めに、復縁を4回実現した、わたしと彼の詳細についてお話ししておきましょう!
付き合っている頃の彼との関係
- 同い年
- 基本的に遠距離恋愛(交際4ヶ月〜9ヶ月頃は一緒に住んでいた)
- 彼とは昔からの知り合い
- 連絡の頻度は高め(写真もたくさん送り合う仲)
- 独特なあだ名で呼び合う(ちょっとバカップルだったかもしれません)
交際期間
- 1回目に別れたとき:交際9ヶ月
- 2回目に別れたとき:交際1年3ヶ月(1回目の9ヶ月も含めた期間)
- 3回目に別れたとき:交際1年8ヶ月(2回目の1年3ヶ月も含めた期間)
- 4回目に別れたとき:交際2年11ヶ月(3回目の1年8ヶ月も含めた期間)
別れたとき・復縁するときの状況
- 毎回フラれるのはわたし
- 復縁を持ちかけるのも全部わたし
- フラれる原因は、彼に依存しすぎ・自立していない
- 毎回同じような理由で別れている
- 別れ話は基本LINE(1回目のみ直接フラれました)
- 4回目にフラれる1週間前には結婚の話も出ていた
復縁までにかかった期間
- 1回目:2週間
- 2回目:3週間
- 3回目:4ヶ月
- 4回目:1ヶ月
ご覧のとおり、わたしは毎回フラれては復縁を持ちかける側でした。どの恋愛本を読んでも完全にアウトな行動です……!
けれど、いざ復縁を目指して行動を始めると、目標が決まっているので、NG行動だとしても気にならなくなっていました。今思うと、目に見えない何かに突き動かされていたような感覚です(危ない)。
2.復縁を叶えたときにしたこと
わたしが復縁を叶えたときにしたことを、詳しくまとめてみました。同じような状況にある方はもちろん、少し違うケースの方でも、自分の恋愛に落とし込めそうなポイントを見つけてみてください!
1回目に復縁したとき
交際して1年たっていなかったので、まだ初々しかった時期です。このときは一緒に住んでいたこともあって、復縁するまでにそれほどかかりませんでした。
このときにしたことは…
- 自分の改善点を考える
- 今後の対策を書き出す
- 彼への謝罪と感謝を手紙に書く
- 上記すべてを彼の前で音読
1回目の復縁詳細
4つ目の項目に「え?」と思った方もいるかもしれませんね。自分の改善点・今後の対策・彼への謝罪と感謝の気持ちをノートに書き出し、彼の前で復縁プレゼンをしました。
しかも、車の中で。彼は運転中。このときの気持ちとしては、「絶対にどうにかなる!」と思っていました。よく分からない自信があったんです。(今思うと、これがけっこう大事)
また、復縁プレゼンでは「〜だから、次は大丈夫!」という結論になるよう、意識して文章を考えました。
2回目に復縁したとき
1回目の別れよりも事態は深刻でした。このときには一緒に住んでいなくて遠距離に。わたしはあまり休みのない職場に転職して間もない頃で、土日休みの彼がうらやましくてしょうがなかった……!数ヶ月で病んでしまい、仕事にも行けず。退職して、実家に帰ることにしました。
そんな自分の至らないところを棚にあげて、「わたしがこんなふうになったのは、あなたが支えてくれないからだ!」というようなことを彼に言ってしまったんです。彼も転職したてだったので、いろいろ抱えていただろうに、わたしは自分のことばかりでした。
このときにしたことは…
- まずは自分の状況をプラスに変換
- 彼の復縁へのマイナスなイメージを修正
- 遠距離だったのでLINEで気持ちを伝えた
2回目の復縁詳細
あまりにもどん底な状況だったので、まずは自分の生き方を肯定できるように考え方を変えました。わたしは仕事を転々としていたので、そのことも彼は気にしていたんです。
わたしも彼に指摘されたことで自信をなくしていましたし。けれど悩み続けていると、「その都度生きるために必要な選択だった」と思えてきたんですね。
また、2度目の別れだったので、彼は復縁したことを後悔しているようでした。それなので、復縁してから一緒に過ごした時間のおかげで成長できた、ということを伝える必要がありました。
考えがまとまった頃に、自分のタイミングでボリューミーなLINEを彼に送信。大事な話ではあるけれど、電話や会う約束などは提案しませんでした。むしろ内容を整理して送れるので、LINEで復縁はありだと思います。
彼へのLINE内容では「どれだけ好きか」ではなく「彼がわたしにどれだけいい影響を与えてくれたか」を重点的に盛り込みました。
3回目に復縁したとき
数ヶ月間家でのんびりしてたわたしも、この頃には新しい職場へ再び就職。けれど、それから間もなく、また彼にフラれてしまいます。3回目となるとちょっと笑えてきますね。もちろん当時はものすごく傷つきましたが。
この別れのときも「もっと好きって言って!」というようなことをわたしが言ったのが原因。また盛大にやらかしてしまいました。確かに苦しい時期ではあったんですが、就職したのが新規オープンの施設だったのでとにかく忙しく、いい感じに彼とのことを考えないでいられました。
日付が変わっても職場にいたりして、びっくりするくらい充実!彼に相談することはあっても、復縁を焦らないでいられたのは仕事のおかげかなと思います。
このときにしたことは…
- すぐに会おうとはしなかった
- 連絡は取り合っていた
- LINEは2、3日あけて返信していた
- 仲間と楽しく仕事していることを話した
- 彼から仕事のアドバイスをもらっていた
- 3ヶ月後に会話の流れで会う約束を取り付けた
- 会ったときは体の関係あり
3回目の復縁詳細
仕事が充実していたので、彼がいなくてもけっこう楽しかったんですよね。それでも好きは好きでした。
あと、別れた直後こそ連絡は取らなくなるものの、1週間たたずにわたしから入れています(1回目も2回目もそうでした)。そこから、未練ぽい感情は出さずに楽しくやり取りが続くといった感じです。
別れを受け入れていたことと、仕事が忙しかったことで、彼に返信するのは2、3日置きになっていました。
そして、わたしたちは付き合っていても別れていても、関係なく体の関係がある人たちなんです。驚かれるかもしれませんが、あまりそこにこだわりがないというか。体の関係を持つと復縁できないといわれていますが、彼のせいにせず、自分がしたいか・したくないかで決めていいと思っています。
4回目に復縁したとき
ついに彼の口から「結婚を考えてる」といわれたはずが、1週間後にはまたフラれました(またか!と突っ込んでやってくださいね)。一緒に住む部屋も決めたあとに出かけた3泊4日の旅行ですれ違いが……!
わたしも思った以上に仕事でストレスフルだったんですよね。上手な息抜きの仕方をもっと学んでいればこんなことには……。例によって「ねえ、いつ結婚するの?決めてくれないと動くに動けないんだけど」と、自分都合を彼に押し付けてしまったわけです。
このときにしたことは…
- わたしから積極的に連絡した
- 共通の話題を送ったりしていた
- もともと約束していた日には予定どおり会った
- 会ったあとにLINEで彼を説得
4回目の復縁詳細
これまでの復縁のなかでも、1番迷いがあった復縁でした。ずっと夢見ていた結婚がついに叶うと思ったのも束の間、それを自分の手でぶち壊してしまうなんて。それに、こんな簡単に覆されてしまったことに、もやもやして悲しくて仕方なかったんです。
それでも、会ったときの安定感みたいなものを手放したくなくて、「もう少し一緒にいようよ」と彼をLINEで説得しました。
3.復縁のコツまとめ
「2.復縁を叶えたときにしたこと」から、復縁のコツを以下にまとめてみました。
- 連絡は自分のタイミングでしていい
- 自分の改善点を整理する(けれど、自分だけが悪いとは思わないこと)
- 自信を取り戻す
- 今後どう付き合っていくのかを考える
- 「絶対にうまくいく!」と思うこと(復縁できる確率は考えない)
- どれだけ好きかを伝えたり、情に訴えたりはしない
- 復縁したおかげでプラスになったことを彼に伝える
- 彼の存在がいい影響を与えてくれていることを伝える
- 堂々と復縁プレゼンをする(対等な立場でいることが大事!)
4.復縁のメリット
復縁してもうまくいかないといわれているだけに、メリットに注目することは少ないように感じます。けれど、決してマイナスなことばかりではないんです。
確かに、一度うまく行かなかった相手を吹っ切れず、時間や思いが滞っていると思うとよくないことのように感じます。それでも、なんとかうまくいくように自分を見直したり、彼の気持ちを少しでも分かろうと努力したことは、考え方や生き方を変える場合もあるんです。
わたし自身4回も復縁をしたけれど、得たもののほうが大きいと感じています。彼と復縁を目指すタイミングで、自分の伸びしろに気づくことが多いです。
それに、彼との恋をやり切ろうと自分で決められたことで、まわりの声よりも自分で決める力が磨かれました。ずっとやってみたかったライターのお仕事に踏み出すことができたのも、復縁を叶えようともがいたおかげだと思っています。
5.彼との現在
4回目の復縁を叶えたあと、割と早めに別れてしまいました。彼としては結婚を決意したものの、やっぱり無理だと感じてしまったことがやっぱり気になる様子。わたしとしても、どれほど心待ちにしていたか分からないプレポロポーズだったので、傷が深かったんですよね。
自業自得といえばそうですが、そんなダメなわたしのことも受け入れてくれたと思っていたからこそ、ショックでした。「あなたの覚悟は一体なんだったの?」とも思わずにはいられません。
そんなことを考えながら、もう一度復縁したい気持ちもあります。ただ、冷静な自分もいたりして。なんとなく、これまでと違う感覚があるんです。
今まで復縁を叶えてきたときと今回では何が違うのか、それについてもまとめてみました。
- 迷いが消えない
- 彼でなくてもいいかもと思う部分も
- 解決すべきことが複雑
- 連絡を取らない期間が長かった
- 理想の恋愛像と合っているかが曖昧
など、ちょっと自分のなかで定まらないことが多い状態です。もちろん、彼の気持ちあってのことですが、まずは自分の気持ちが決まらいことには得意の復縁プレゼンもできません。動きがあったときには、またお話したいと思っています!
まとめ
復縁は、その後別れてしまったことだけに目を向けると、それ見たことか!と失敗のように思えます。けれど、復縁するまでの過程で考えたことや行動したおかげで、得るものもたくさんあります。うまくいく恋愛だけが恋愛じゃない!わたしはそう思います。
復縁に悩む女性は、まずは1番に自分の本音と向き合ってみてください。○○しなければいけないという方法に縛られるよりも、自分の「こうしたい!」という気持ちで行動したほうが復縁の確率は高いと感じています。
なかには、いい復縁とダメな復縁があるようですが、わたしはそこに関してはあまり考えたことはありません。シンプルに「彼と一緒にいたい」と思えるなら、飛び込んでしまってからうまくやっていく方法を考えるのでいいのではないでしょうか。
今回ご紹介した復縁のコツについては、違和感があるものは取り入れなくて大丈夫。がまんの少ない自分にあった復縁方法を見つけていってくださいね!